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2014年06月19日の記事

2014/06/19(木)再度 FreeBSD10.0 で clang 環境構築検証(2)

OpenLDAP 2.4.39 と PHP 5.5.13 の configfure スクリプトは、FreeBSD 10 上では、基本的に誤認識します。具体的には、
『共有ライブラリ .so が作成されない』
という現象になります。

原因は、FreeBSD 10.x を configure スクリプト側で FreeBSD 1.x と認識することにあります。
こちらがズバリです → FreeBSD 10-Releaseで共有ライブラリが生成されない問題 解決
PHP 5.5.13 の場合は、上記で示しているとおり、
sed -e 's/freebsd1\*/freebsd1\.\*/g' -i .bak aclocal.m4 configure /build/libtool.m4
として、FreeBSD 10.x を FreeBSD 1.x として取り違えないようにすることでこの問題はあっさり回避できます。

また、OpenLDAP 2.4.39 の場合は、
sed -e 's/freebsd1\*/freebsd1\.\*/g' -i .bak aclocal.m4 build/openldap.m4
sed -e 's/freebsd1\*/freebsd1\.\*/g' -i .bak contrib/ldapc++/aclocal.m4
とやれば、同様にこの問題は回避されます。

ですが、これは gcc 環境では、どういうわけか出たり出なかったりで、正直今までよく判っていなかったというのが真相。。orz
前回は、PHP5.5 の .so ファイルを手動で作ったし、、

PHP 5.5.13 の場合、これでも いざ configure を実行すると、

checking for DB4 major version... Header contains different version

と出て、途中で止まってしまう場合がある。

これは、FreeBSD ports にて BerkeleyDB をインストールした場合に、ディレクトリ構成が、configure スクリプトが意図していない構造であるのが原因です。
この問題を解決するために、configure スクリプトに下記の追加を行います。
(BerkeleyDB 4.8.30 を ports でインストールした場合・31,287行目付近~)
     elif test -f "$i/include/db4.8/db.h"; then
       THIS_PREFIX=$i
       THIS_INCLUDE=$i/include/db4.8/db.h
       break
+    elif test -f "$i/include/db48/db.h"; then
+      THIS_PREFIX=$i
+      THIS_INCLUDE=$i/include/db48/db.h
+      break
     elif test -f "$i/include/db4.7/db.h"; then
       THIS_PREFIX=$i
       THIS_INCLUDE=$i/include/db4.7/db.h
       break

これらの対策をコンパイル前に講じることが、現時点でのリリースバージョンでは必要です。
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